
設立趣旨
児童虐待が止まらない。全国の状況を見ると、児童相談所の虐待相談件数は1990年度の集計開始以来、29年連続で過去最多を更新しており、2019年度には193,780件となっている。また、県内の状況を見ても、2014年度には1952件だったものが、2019年度には県全体9211件と激増しており、その中には管内での児童の死亡という痛ましい事件があったことは記憶に新しい。
この状況の中、児童相談所をはじめとする行政機関が懸命に対応しているが、その増加に歯止めがかかっていない。またこの児童虐待については、個人情報との兼ね合いでその状況が見えにくかったり、関係者間での情報共有・協働が上手く図られず、有効な支援がなされていないのではないかという指摘もある。
そういった状況に対し、行政に任せるだけでなく、市民サイドとしてその問題点などを学習しながら、解決策を提示する、また市民でも出来る支援を行うために、この団体を設立する。 2021年5月5日
セミナー
Children First FUKUOKA(チルドレンファーストふくおか)では、児童虐待の防止のため、学習会・セミナーなどを行っています。
☆Children First FUKUOKA第7回セミナー
増えていく児童虐待をなんとかしなければならないとの思いで、飯塚病院、飯塚市立病院の先生方や県議などの有志で立ち上げたChildren First FUKUOKAも、この5月で4年目。
今回のセミナーでは、子育てアドバイザー・ライターとして活躍中の狩野さやかさんを講師にお迎えし、「二人は同時に親になる~『産後』のずれの処方箋」と題して、講演をお願いしました。
二人で生きていこうと思い結婚し、そして出産を迎えた男女が、その出産を境にすれ違ってしまい、お互いに不満を溜めていく。その不満が爆発する時に虐待として現れることも少なくなく、児童虐待の死亡事例では、0歳児が最多という統計もあります。
そのすれ違いはどのように起こるのかを知ることは、虐待予防の一歩になるのではないかと考え、今回のセミナーを企画しました。
また、会場参加以外にもオンラインでの参加、また録画での視聴もできるようにしています。
これから結婚・出産を迎える方だけでなく、企業の経営者、人事担当者の皆様にもぜひ知って頂き、育休の取得向上や働き方改革の一助になれば幸いです。
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Children First FUKUOKA第7回セミナー
「二人は同時に親になる~『産後』のずれの処方箋」
【日時】令和6年5月23日(水) 18時30分から20時まで
【場所】福岡県飯塚市飯塚14−67 TEL 0948-22-3274
イイヅカコミュニティセンター 学習室401
【演題】「二人は同時に親になる~『産後』のずれの処方箋」
【講師】狩野さやかさん(子育てアドバイザー・ライター)
早稲田大学卒。株式会社Studio947のライター、デザイナーとして、専門書籍・記事の執筆とウェブ制作に携わる。育児分野の活動としてpatomatoを運営し、育児期夫婦の協業をテーマに、ワークショップの開催やパパママ向け講座の講師、コラム執筆等を行っている。著書に『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』他。
【申し込み】 参加無料
会場参加・オンライン参加 各80名
録画配信 定員はありません。後日、URLのご案内をいたします。
申し込み方法 コチラから申し込み下さい。
申し込み締切 5月20日 ※当日空きがある場合は可能です。
学習支援
学習支援を行っています。詳しくはコチラをご覧下さい。
食材支援
助成金を得たり自主財源を使用して、食材支援を行っています。詳しくはコチラをご覧下さい。
団体概要
設立趣意書や規約等を掲載しています。コチラをご覧下さい。
お問い合わせはコチラへ!
E-MAIL: childrenfirstfukuoka@gmail.com
FAX: 0948-24-9196
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。